「いびきラボ」 モノには効果的な使用法がある!

 

   2018年1月19日(金)

 

「銜(くわ)えることでいびき防止」ができる「いびきピシャッと」ですが、このくわえるとはまさに前歯で噛む状態を示します。「くわえタバコ」も同じく前歯で煙草を噛む状態をさします。

 

 では他のいびき対策用マウスピースはどうでしょうか!?

 歯茎、あるいは上の歯にくっついているだけで、本来のいびき防止の役割を果たすのでしょうか!?

 他のマウスピースも同じです。「受け口にいびきが少ない」ことから受け口の状態を作ることがいびき対策用マウスピースの本来の役割です。

 歯茎にとどまっている。あるいは上の歯にくっついているだけでは、本来の防止機能を果たせないわけです。

 表面上は口の中にあるので、効果が持続していると勘違いしてしまう。とても悲しいことなんです。

 私の友人のように、上の歯にも下の歯にもがっちりとマウスピースをはめこんで就寝していますが、実はそれは全く効果がない。相変わらず往復でいびきをかいて寝ています。噛むことを忘れたら効果は無いのです。

 それでも少しは噛んでいる時間があるのか「使って良いような感じだ」というのです。(笑)

 いびきをかいていると翌日はとても眠いです。私も当日の水分の取り方をおろそかにしていると気には、とてもうるさいいびきをかくことがあります。それは「いびきラボ」を観ればすぐに解ります。

 そのような時には、午後遅い時間になるととても眠くなります。

 

 数年前から、いびきは眠りを妨げ、昼間の居眠りを誘発するので事故の原因になると、今ではバスの運転手の眠りは厳しく管理されています。いびきを通り越して「睡眠時無呼吸症候群」と認定されれば、有無を言わせず、CPAPの装着を義務付けられます。

 これは会社の為だけでなく、個人としても、とても重要な事です。一晩に何度も無呼吸を起こしてしまえば、脳に酸素が行かず、脳梗塞、脳溢血の原因ともなり、ご自身の健康に取って由々しき問題を誘発します。

 「いびきは病気ではない」と定義されていますが、軽く見ないで、きちんとした対策を日頃から行うことが重要です。