「いびき日記」噛むだけのいびき対策!
実は噛まなければ始まらないいびき対策
2018年2月14日(水)
「噛む」とはいびき対策マウスピースを示します。 マウスピースについては、多くの方がボクシングなどで使うマウスピースを思い浮かべると思います。
そのマウスピースもいびき防止グッズとして使えるのです。
但し、それをいびき防止マウスピースとして使うには少し工夫が必要ですね。
マウスピースに噛み溝をつくる必要あり!
それは何かというと、通常上の歯茎にかぶせているマウスピースに、下前歯をきっちり上前歯の位置に合せて「噛み溝」を刻むことなのです。
もともと、いびき対策に、マウスピースを使うヒントを思いついたのが、「受け口の人にいびきが少ない」というところからです。
受け口を強制的に作り出すツールとして、マウスピースが利用できることを思いついたのです。
ですから、「上の前歯に、下の前歯を引き出して、併せて噛む」という形で、受け口を強制的につくるわけです。
何もなくてその状態を維持することは難しいのでそれを補助し保持する役目がマウスピースなのです。
本来の目的と役割を忘れたマウスピース!
マウスピースの役割は、上下前歯を合わせて噛みつづける為の補助具なのです。ですから、下の歯がずれて上下前歯で合わせていなければ、本来の「いびき防止」の目的を達成できません。
マウスピースもだんだん改良がなされて、より「いびき防止の目的に沿って行った」か、というとそうではありません。
「口から外れなければ良い」「口から外れなければ効果は持続する」かのような発展を遂げています。
一番顕著なのが、歯科医師の造るマウスピースで、上下のあごを固めるように、口いっぱいのマウスピースを、これでもか!?というくらいの大きさで作ります。
口いっぱいほうばって、隙間を埋めて、歯が動かないようにがっちり固めます。しかり、金属ではなく、元々は柔らかいシリコンで作ってあるものなので、口は動きます。
そのために前歯どうしが放れてしまい、目的である受け口の形が崩れてしまいます。
見かけ上は、口の中にマウスピースが残っており、いびき防止の効果は持続しているものと思いがちですが、実は、「いびきラボ」で測ってみると、大きな合掌音が続いていることが分かります。