いびきは薄い板を噛んで寝るだけで、止まる!

          2018年2月26日

「いびきは薄い板を噛んで寝るだけで、止まる!」という言葉は衝撃ですが、なおかつ、このいびきの真の原因をつかんでいただければ納得できるものです。

しかしこの結論に至るまでには、紆余曲折があり、その根本的な原因は、医師の処方するマウスピースへの固定観念を払しょくするのに時間がかかったということでしょう。

実践的に、この薄い板状のものを噛んで眠るだけで約9割の方のいびきは改善します。

噛む板はなんでもよいのです。プラスチック、木の板、ゴム、金属など、もしも切符が防水処理してあれば、切符でも効果があると思います。

ただし口に入れるものなので、衛生的なもの、再使用性なども考えればおのずと、制限はされてくることは言うまでもありません。

 

薄い板は前歯で噛み続けます。

 

噛み続けて眠るわけですが、それでいびきに対する効果があるのです。

実際、私は最初にプラスチックの小片を噛んで眠りました。

そのプラスチックの板は、糸ようじの手の持ち手部分の広い場所を残して爪切りでカットして、角を紙やすりで整えて、口の中をケガしないように加工しました。

これは、簡単に作れるもので、1回に10個くらい作りました。

これを試したときに、一緒に寝ている妻は、「今までのマウスピースよりもこれが一番良い」と言ったのです。

しかし、これは続けて確保するのが難しくなりました。

というのは、近くのドラッグストアや、近隣の店を探しても、持ち手の大きい糸ようじが販売中止となり、無くなってしまったのです。 ネットで検索しても同じような形状のものは見つかりませんでした。

何しろ薄くて軽いもの、プラスチックで滑りが良いものですから、口から外れるとベッドの隙間からこぼれ落ちて見つけにくいことが多いので、頻繁に作る必要がありました。

ただ、価格も安く、使い捨てでも全く問題はなかったのです。

しかし、大きな問題も抱えていました。

もともと固い素材なので、前歯でつい噛みしめてしまうと顎に負担がかかり、食べ物が噛めなくなることもあり、それが自分にとって難儀でした。

そこで次の素材探しが始まりまったのです。

「柔らかくて薄い素材」。「口の中に入れても安心もの」。

そのキーワードから、ベビー用品をあたることにし、見つけたのが赤ちゃんの「歯固め」でした。

そこに使われているゴムを加工し薄く削って噛むことにしました。

そのゴムの素材は、赤ちゃんの歯固めの他には、掃除機のキャスターなどに使われているもので、それなりにしっかりして固さもあります。

ちょうど、持ち手にくるっと巻き付いている場所があり、そこの凹凸部分を活かせば、良い噛みごこちになると考えました。

ゴム部分を本体から外して、できるだけ平らで薄くなるように、カッターナイフで切って行きます。

薄くできない時には、さらに、カッターで削り出して行きます。

根気も、力も要る作業です。

ちゃんの握り手の部分に3個のゴム製のものがついており、それを半分づつにカット、すれば6個の小片ができる予定でした。

計算上はそうですが、そう上手くは行きません。

薄く削らなければ硬さが残り、うまく機能しないと考えたのです。

実際に歯で噛んでみて、厚さの残るものは硬くてアゴに負担がかかりそうでした。

本来は6個できる予定のものが、途中で穴を空けてしまったり、望むような薄さに削れなくて、2個しか完成しないこともしばしば、でした。

そして、薄く削る作業も、カッターナイフの先端を新しいものに替えながら、慎重にに削っていきます。

一個のものを、薄く削る作業で、時間も労力もかかります。

せっかく作った小片(ピース)ですが、ひとたび1週間の出張にでれば、すぐに2個や3個は無くしてしまいます。

それでも、プラスチックよりは数段使い心地が良かったのです。

特に、噛んでいれば、次第にゴムが柔らかくなってなじむようになったからです。

かくして、これを見つけたおかげで、いびきは軽くなり、女房どのから蹴りを入れられることはほとんどなくなりました。

ただ、お酒を飲んで帰った時には、うるさくなっているようで、その時には容赦なく蹴りがとんできました。

いびきには効果があったのですが、これも小さな小片(ピース)ですし、出張で無くしたり、また厚くしか削れないときには、顎に負担をかけてしまい、うまく食べ物が噛めないこともあり、次の素材を探す必要に迫られました。

今度は本格的に合うものを探そうと、総合的に考えて見つけられる場所は、東急ハンズかロフトだと思い、まず、東急ハンズに出かけました。

そしてこのような自分の思いを、ビューティー&ヘルスの担当者にぶつけたところ私が捜し求めていた、薄くて柔らかくて弾力のある板が見つかったのです。

それは、「エストラーマという」素材で作られていて、厚さは約1mm程度でとても薄く、大きさは切符位の大きさ、白く、柔らかくても弾力のあるものでした。

なんでも、この素材は医療用チューブにも用いられているので安心だとのことでした。

それ以後、私はこれを大切に使い、友人にも薦めて効果を確認できました。東急ハンズに行けばいつでも新しいものが手にはいるのが私にはとても安心でした。

それまでの、プラスチックを削ったもの、ゴムを削ったものも、効果はあるとは言え、出来栄えが悪くて人に使っていただくことはできませんでしたが、これはきちんとした成形品であり、人にも薦められます。

とにかく自分で思い描いていたこと「前歯で薄い板を噛めばイビキは収まる」ということを、そしてそれを長く継続して使い続けることができることを大変うれしく思いました。

それは長いイビキ歴で、あれこれ試して効果がなかったこと。そして、いびきの根本の原因は何だろうと、実践してきたからにほかなりません。

途中で私もいろんな勘違いをして、本来の解決方法を見つけられませんでしたが、「受け口の人にはいびきが少ない」こと。

から、このマウスピース治療法が、イビキ治療に使われたことからはじまっているという記事を読んで、前歯で噛むという単純な動作で解決できることに気がついたのです。

このことを理解していただかなければ、私と同じように彷徨い続ける人が出ると考え、これまでの変遷を本にまとめようという気になりました。

ネット記事が多く出回る中、本当の解決法を紹介するどころか、人々が迷ってしまうような記事もあります。

なかには、ドクターが書かれた説明書の中にも言葉足らずで混乱を招く表記も少なからず散見されます。

今回の本の表題のような見解を、一見すると「にわかに信じられない」という方もあると思いますので、これから、順序だてて解説していきたいと思います。

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