誰もが“口が開いて”眠ってる!?

都市伝説の誤解!!

2018年12月20日

 

いびきに悩む人たちは、誰もが“口が開いて”眠っている、と考えているようです。

多くの人たちが電車の中で見かける居眠り中の人、
頭を窓ガラスに押し付け、“口をポカーン”と開けて寝ている光景に出くわすからでしょう。

それを見て「ああ恥ずかしい」と思いながらも、自分も同じ経験もあり、

「仕方ない!寝たら口が開くんだ」と言い聞かせている自分が居ます。

それで、「眠ると誰もが口が開く」と自分自身で、刷り込みをしているようです。

 

電車の居眠りで口が開く理由は、首が後ろに折れて、アゴ下の筋肉が伸びきってしまったために起こることが原因です。

一方、普段自分の布団やベッドで、しかも枕をして眠っている人が、アゴ下の筋肉が引っ張られて口が開いてしまうということは起こりえません。

むしろ、アゴ下の筋肉は折れて余裕ができるほどです。

 

そこで別の理由を見つける必要があるのですが・・・、

 

眠っていて、口が開いてしまう人は、「いびきが原因でスムーズに呼吸ができず」、

その苦しみから逃れるために鼻の穴だけでは足りず、開口部を広くするために、

口を開けて空気を吸い込もうとするのが理由です。激しい運動をした後と同じ理屈です。

 

いびきは、ほとんどの場合、喉奥の舌根という部分が堕ちて気道を塞ぐために起こっている現象です。
狭い気道では、必要な空気を吸い込むために、力を入れて呼吸をしなければなりません。

その気道を空気が通ることで、粘膜に振動が起こる音が「いびき」です。

それは一晩で、「風船を何千回も膨らますエネルギーを使っている状態」だと、専門医が指摘しています。

 

では、いびきの人が、口を開けないで眠るにはどうしたら良いのか!?

それは、いびきを軽減する治具を利用することです。

いびきには約90%の割合で、マウスピース治療が用いられます。

これは下あごを出して保持することで、舌根を引き上げていびきを権限させる効果があります。

どのマウスピースも同じ働きをします。

 

ただ、いびきを軽減するには着用方法に条件があります。

それは、前歯を上下合わせて噛むことなんです。

前歯を合せて噛むことで、下顎と舌根が同時に引きあがり、気道が拡張していびきが軽減します。

どのマウスピースでも、前歯で噛みつづけることが、治療の必須条件です。

いびきが軽減されれば、息苦しさが無くなり口を閉じて眠ることができます。

 

ここで紹介している“いびきピシャット”は、

お湯に漬けて形を整えるという工程を省いて、

誰もが簡単に装着して、いびきの軽減ができるものとして開発されました。

いびきに悩む人は、これを噛むことで、口を開けないで眠ることができ、

いびき軽減で、質の高い睡眠を得られます。

これまで、マウスピースを使って効果が得られなかったという人の中には、多くの場合、マウスピースが歯茎に装着されていることで安心してしまったことが原因かと思われます。
必ず下顎を突き出す動作をして、前歯で噛んでいなければ、舌根は上がらず、いびきに対して効果が出ないことになります。

マウスピース治療を受ける人にとって、「前歯で噛みつづけている」ということは、いびきを軽減する必須条件です。

 

唇を塞いで眠るテープが流行っていますが、

これはいびきを軽減する効果がありませんので、いびきに悩む方には不適です。

 

日本人の7割から八割の人は、ちゃんと口を閉じたまま眠っているのです。

 

以上、都市伝説の間違いでした。