「いびき日記」
認知症原因特定は不明!
2019年6月3日
政府は今後10年で認知症を1割削減する方針を立てました。
ところがいまだに「認知症の原因がよく解っていない」と言うのです。
原因があって、それに対策を講じて成果が出るものです。
この原因特定についても今からと言うことは、少しゆっくりだなと思います。
最近のTV番組では、実際に患者を診ている医師から「いびきが認知症を引き起こす」とハッキリ主張されるドクターも多くなっています。
一方、全体をつかさどる厚生労働省は「いびきは病気ではない!」と定義されており、あいまいになっていることが、認知症予防の障害ではないかとも思うのです。
いびき対策は、今回の目標にとって不可欠な対策だと考えます。
実際に「いびき専門外来」などの医療機関を受診している人は300万人とも400万人とも言われています。
しかし、実際には予備軍は2千万人、3千万人ではないか。それが年齢を重ねると認知症になっていく、それが怖いことです。
いびきがひどくなると「無呼吸症候群」となり、眠っているうちに呼吸が止まり、脳に酸素が行き届かなくなって、「脳梗塞、脳の壊死」を引き起こし、それが積もり積もって認知症の原因になると専門家は警鐘を鳴らしています。
ところが、そのいびきを軽減する方法は、重篤な患者さんがCPAPを使用し続けるほかは、いびき用マウスピースに頼るしかありません。
ところが、これを自分の口に併せて作り上げるのがまた、ハードルが高いのです。
そのマウスピースは本来「下あごを上にあげて気道を確保する」という単純な機能のはずなんです。
それを口いっぱいほうばったり、熱いお湯に浸して歯茎に押し付けたり、使い続けるための条件があまりにも厳しすぎます。
手軽に、噛むだけで効果を発揮する「いびきピシャッと」は、これから大勢の人々に認知される製品だと思っています。