「いびきラボ」  常識の外にアイデアはある 12月27日(水)

 

 

今朝の朝日TVのモーニングショーで、人気駅弁「峠の釜めし」の開発のきっかけとなった益子焼窯元つかもと代表取締役塚本順子さん(84歳)が、おっしゃった言葉「常識の外にアイデアはある」、むしろ「今の年齢だからこそ、他の人が思いつかないようなアイデアが生まれるかもしれない」とおっしゃっているのです。

ほんと頭脳明晰、あと10年20年頑張ろうかしら!?なんていわれていますが、すごい方だと思います。

http://www.tv-asahi.co.jp/m-show/dailysegments/megami/20171227/12753

 

 ふり返ってわが社の「いびきピシャッと」。これは比較にはならないですが、これもまた常識外れです。それでも効果はあります。

 

 これまでのマウスピースは、口の中に装着して、口の中=口腔内から作用することで、いびき防止にアプローチするものです。でも「いびきピシャット」は口の外側=口腔外からアプローチするものです。これはいわば同じ「常識の外」となるかもしれない。 塚本順子さんの言葉で、背中を押された温かい感覚を覚えました。

 「前歯でかむだけのいびき対策」として打ち出しているのですが、「そんなの口を開けたら外れてお終いじゃんか!」という突っ込みをいつもいただきます。

 ちょっと待って下さい。ではそれまで口の中からアプローチしてきた、マウスピースはどうなんでしょう!? 「口を開けても外れない。」のです。

 

 では遡って「マウスピースが果たす基本機能」は何なのでしょうか?

 いびきの原因の一つ、喉奥の舌根が堕ちて気道を塞いで起こるいびきへの対応が、マウスピースなのです。下顎を前に出すことで下あごに連動している舌全体(舌根)を前歯方向に出して、気道を確保するため、そしてその下顎を出した状態とホールドするのが補助具としてのマウスピースの果す役割です。それは上下の前歯を同じ位置で噛み続けていることで効果は持続するものです。

 口を開けてしまえば、当然前歯どうしが離れて効果がなくなります。

減少としては「これまでのマウスピースは口の中にとどまっている。けれどいびき防止効果は失われている」。一方「いびきオイシャッと」は口を開けた瞬間に口から外れるし、いびき防止効果も同時に失われる。

 考えようによってはとても分かり易いのです。

 

 多くの方々がジプシーのように効果を求めて、いろんないびき防止マウスピースをさまよい探す原因が、真の原因がつかめずに「口の中にとどまっているマススピース」に騙され続けているからに他ならないと思います。

 

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