「いびき日記」
2019年8月31日
どのように改良するか?
現在 「いびきぴしゃっと」の改良版を検討しています。 きっかけは「口から外れやすい」という訴えがあることです。
いびきの方は、いびきで苦しいから口が開きます。
いびきがなくなれば、苦しさも無くなるので朝まで噛みつづけています。
日本人1億2千万人すべてが口を開けて寝て居る訳ではありません。
恋人同士が、眠っていて、相手の顔を見て口を開けて寝て居たら興ざめです。
私がこれまで販売されていたマウスピースで失敗した経験は、口の中にマウスピースが残っていることに慢心して噛むのを辞めたことにより、いびきに効果がなかった、事です。
マウスピースの宿命上、上下の歯を併せて噛みつづけることが必要です。そうすることにより、下顎に乗っている舌根が前に出て気道を開けてくれるからです。
自分が噛み続けなかったことが悪いのに、マウスピースのせいにして、マウスピースが合わないと勘違いしたのです。
最初はキチンと噛んで寝て居ても、時がたつにつれ、変な慣れから陥ることもありました。
もう一点の失敗は、市販のマウスピースの場合、80度のお湯に漬けて柔らかくし、歯茎に押し当てて歯型をきちんと作成する必要があります。
これがグラグラしていると下顎を前に出す目的がゆるんでしまうからです。
私の経験では3個に一個の成功率でした。
ですから、最初に買って失敗した人の中には、マウスピースも自分に合わないと勘違いしている人も居るかもしれません。
口から外れないものを作って効果があるのか、それを効果あるものにする工夫は悩みがいがあります。
現在ビジネスパートナーの松本金型の社長にもアドバイスいただいて、構造について試作中です。