「いびきラボ」 口を開けたら皆同じ!いびきは再燃!! 

              2018年1月7日(日)

 

 「スノアガード」は、私が最初に使ったマウスピースです。これはずいぶん永く使い続けていたと思います。

 これもシリコン製で、自分の歯茎に併せて型を取るタイプです。前歯の部分のみに対応しています。前歯と前唇の間で挟み、奥に突起した部分を噛んで、その噛むことがいびき防止になります。

 欠点として、熱湯につけて自分の口に合うように歯茎に押し当てて型を取ります。薄く延ばして密着するようにできれば成功です。ところがこれが難しい!!

3個購入してフィットしたのが1個ということもありました。

 もう一つの欠点として、前歯部分に対応しているので、前歯の薄い部分で噛み続けると切れてしまいます。ですから3か月ぐらいしか耐用できません。でもこれで私のいびきは止まったと妻が喜んでいました。(写真)

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 ところがある時から、これをいくつ作成しても妻とのいさかいが絶えなくなりました。いびきが聞こえるのか妻が「あなた外れていない!?」と私を起こします。私は「外れていないちゃんと噛んでいる!」と応じます。しばらくして「あなた絶対外れている!!」「イヤ噛んでいる」の応酬が続きます。

 そこから 私の放浪の旅が始まります。自分では「スノアガードが自分に合わなくなった」と勘違いしたからです。今になったらそう断言します。

それと同時に、当時1個3千円したものを3個購入して1個しか成功しない。それも3か月しかもたない。ということも。これから離れる理由の一つだったと思います。

しかも「スノアガード」はせっかく作ったものの、歯ぎしりのように前歯で強く噛んで、左右に歯茎を揺らせば簡単に嚙み千切る。ことが起こったからです。

 しかも妻との夜の押し問答も続き、何とかしなければと焦る毎日で、それからいろんなものを試しました。

 「口にテープを貼る」=息苦しくてダメ。「アゴをベルトで固定する」=圧迫感に耐え切れず一度も使用しませんでした。市販のマウスピースもいろいろ試しました。  その中で簡単だけど効果があるものが見つかりました。上の前歯に装着して、「下顎を前に出して、下前歯で噛む位置に溝を付けなさい」という指示があったものです。

 この「上下前歯で合わせて噛む」という指示がとても重要だと気づいて、それが「いびきピシャッと」の開発ヒントにつながりました。

 「スノアガード」がなぜ自分に合わないと勘違いしたのか!? それはたぶん口の中に残っているからだと、今になって思います。

 上下前歯で噛んでいなくても口から外れていないので、妻との押し問答が続いた原因です。上下前歯で噛み続けることがポイントであると理解していたら、もっと効果の続くものになっていたかもしれません。